(有)森煙火工場

(有)森煙火工場

所在地

茨城県筑西市

主な受賞歴

  • 土浦全国花火競技大会
    • 2006年/10号玉の部 特等(第3位)
    • 2004年/中小企業庁長官賞(10号玉の部 優勝)

紹介

創業前後のエピソード

私の祖父は旧明野町(筑西市)で農業を営んでいましたが、祖母の実家が新井煙火店であったため花火の打ち上げを手伝っていたと聞いています。その影響で父も花火の世界に入って行ったようです。私が生まれた昭和 36 年、父は新井煙火店で働いており、その後昭和 43 年に独立して有限会社森煙火工場を創業しました。その頃に、「土浦の花火(土浦全国花火競技大会)」に参加させていただきました。「土浦の花火」は競技大会と花火の見本市を兼ねており、全国から数多くの花火師が参加し、上位入賞をすれば技術が認められ、花火の注文も増えていきました。

(日本煙火協会茨城地区会代表 有限会社森煙火工場代表取締役 森 武)

引用元:霞ー2018年度春季展示室だよりー土浦市立博物館

注:新井煙火工場は、1973年の第47回全国花火競技大会(大曲)にて、割物の部 優勝の実績あり。

土浦の花火では、創造花火と10号玉の打ち上げを担当。

また、長年土浦の花火を牽引し、数々の功績を残してきた土浦火工株式会社が平成3年に幕を閉じました。その後を継ぐ形で、「土浦の花火」の創造花火と 10 号玉の打ち上げを担当することになりました。当時は、創造花火は直接手で打ち上げる早打ち、10 号玉は詰替えで行っていました。他の現場でも行っていた打ち上げ方法ですが、「土浦の花火」は競技大会であり、花火師の想いの詰まった作品ですので間違いは許されない現場でした。花火師により打ち上げ火薬の量や玉の大きさ、昇り曲導の違いがあり、大会の数日前から終了までは気が抜けませんでした。あらためて土浦火工が何気なくやってきた事の偉大さがわかりました。

(日本煙火協会茨城地区会代表 有限会社森煙火工場代表取締役 森 武)

引用元:霞ー2018年度春季展示室だよりー土浦市立博物館

花火ファンとの接点

公式HP

なし

花火写真、動画

日本煙火芸術協会 ギャラリー

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