大会概要
長野えびす講煙火大会は、長野市にある西宮神社のえびす講にあわせて開催される花火大会です。開催日は、毎年11月23日(勤労感謝の日)です。
晩秋の澄んだ夜空に打ち上げられるため、夏に比べて花火がはっきりと見え、その美しさがより際立ちます。そのうえ、厳選された煙火店が打ち上げを担当しており、打ち上げられる花火の質も高いです。打ち上げ数も1万発を超えており、見応えも十分。紅屋青木煙火店の気温がおおよそ0〜5℃という、寒空の下での鑑賞となるため、しっかりと防寒対策をしてお出かけください。
主要データ
名称 | 第113回長野えびす講煙火大会 |
場所 | |
アクセス |
JR長野駅から徒歩20分もしくは有料シャトルバス10分 |
日時 |
2018年11月23日(金)18:00~20:00 |
打ち上げ数 |
1万2000発前後 |
観客数 | 約40万人(2017年実績) |
ストーリー&ヒストリー
えびす講は、えびす様に感謝と祈願をするお祭り
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えびす講とは、「七福神のえびす様に対して、1年の無事を感謝し、商売繁盛・五穀豊穣・大漁・開運招福を祈願する」お祭りです。日本各地で行われています。
長野えびす講は、11月18〜20日の3日間、長野市岩石町の西宮神社にて行われます。
明治時代、大売出しの集客のために花火を打ち上げたことがはじまり
昔はこのえびす講に合わせ、商店では大売出しを行い、周辺農家などから冬支度の買い物に来られるのが慣例になっていました。こうした中、明治32年(1899年)、街の有志たちが「長野市大煙火大会」と銘打って、「えびすの神」に誠意と感謝の意を表わすと共にえびす講の景気付けをしようと、朝から夜半まで七寸玉、五寸玉、三寸玉を打ち上げました。同時に全市商店大売出しをすると、人出で賑わい商店は大繁盛となりました。以来、えびす講にあわせ花火を打ち上げることになりました。
このえびす講の大売出しは、現在も「長野えびす講 全市連合大売出し」として存続しています。
出世花火と呼ばれ、花火師の登竜門に
遅くとも大正時代には、技術が未熟な花火師に対して、長野えびす講煙火大会への参加が許されなくなりました。そのため、全国の花火師にとって、「長野えびす講煙火大会への参加 = その腕が認められたことの証」となりました。そして、長野えびす講煙火大会は「出世煙火」と呼ばれるようになりました。
今日でも、長野えびす講煙火大会は全国有数の質を誇る花火大会です。
プログラム概要
競技種目
「全国十号玉新作花火コンテスト」として実施。
- 10号玉 1発
参加煙火店
長野市の2社(信州煙火、紅屋青木煙火)が担当します。
競技部門は、全国から15社が出展します(長野市の2社は不参加)。
競技部門以外
長野市の2社。
競技部門への出展
全15社。
周辺観光情報
周辺観光情報は、別記事に書きます。書き次第、ここにリンクを貼りますね。
見に行く方向けの情報
無料席の場所取りについて
- 場所取りは、当日(11月23日)から
- 堤防道路(車道・歩道)の場所取りは禁止
- ガムテープ等の粘着テープ類やスプレーによるマーキングは禁止
- 主催者が危険だと判断したものは、撤去・処分することがある
- 場所取りに使用した物品(ロープ・ビニール・置石等)は、責任をもって持ち帰ること
以上、長野えびす講煙火大会 公式ホームページ>大会注意事項および大会公式Facebookページより編集。
各種リンク
公式HP | |
パンフレット |
Web版はなし。事前入手したい場合は、公式HPから申し込むと郵送してもらえる。 |